見本誌とは? わかりやすく解説

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見本誌

読み方:みほんし

本誌発売頒布前にあらかじめ関係者送られる冊子通称。特に同人誌において同人誌即売会運営者側に提出される冊子を指すことが多い。

見本誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:13 UTC 版)

コミックマーケット」の記事における「見本誌」の解説

サークル参加者頒布物の見本無料頒布物を含め、必ず準備会に提出する必要がある。現在では年齢制限過激な表現などの点検兼ねており、性器の無修正修正小さいと判断した場合ある程度修正命じられる。 見本誌提出コミックマーケット始まった当初ら行われており、現在は都内専用倉庫用意して保存している。初期は完全には強制できず買い取った物や他の即売会買い取った同人誌もあるため、収蔵漏れコミックマーケットでは実際に頒布していない同人誌混じっている。この制度コミックマーケット独特の物で他の即売会では見本誌点検行っても、事後返却することが多い[要出典]。現状、他の大規模な即売会で見本誌提出制を取っているのは「コミティア」「COMIC1」など少数である。 コミックマーケットとしては見本誌で資料館、あるいは図書館設立する構想1995年より表明していた。また、構想実現前にコミックマーケット終了する事態になったなら国立国会図書館への寄贈検討していた。制度上、同人誌一部は(ホチキス留めなどの簡易製本や、表現広く公開することに支障のある物は含まれない国立国会図書館納本対象に入る。ただし、同人誌納本例は少ない。 2008年市川孝一コミックマーケットとは別に代表を務め即売会COMIC1」で見本誌を明治大学寄贈する話が出た。しかし事前告知無くサークル参加者から反発起こりサークル申し出れば寄贈対象から外すことでおさまった同年冬に開催されたC75のサークル参加申し込みにでは同人誌図書館設立する場合どのような形で公開することが望ましいかという内容アンケートが行われた。アンケートについては、その後拡大準備集会COMIC1での見本誌寄贈同人誌図書館構想テストケースであると説明された。同人誌不特定多数への頒布想定していない物が多く愛好者内々活動しているジャンルも多い。また、奥付住所氏名などの個人情報載せているケースもあるため、この件は見送られた。 その後も見本誌公開向けた検討が行われ、2009年10月31日開館した米沢嘉博記念図書館においてC77の見本誌より閲覧開始する発表されている。ただし現在の構想では公開期間限定であり有料図書館利用者登録必要になるほか、同人誌に関する詳細な情報指定しないと実際に閲覧することはできないため実際閲覧にはある程度ハードル設けられる問題となっている奥付個人情報に関しては、所定申請手続きをとれば該当部分シール貼っ見えなくする措置検討されている。

※この「見本誌」の解説は、「コミックマーケット」の解説の一部です。
「見本誌」を含む「コミックマーケット」の記事については、「コミックマーケット」の概要を参照ください。

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