西武SCCAT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 06:50 UTC 版)
西武SCCAT(せいぶスキャット)は、西武グループ各社における警備業務、清掃業務を請け負うほか、ビルメンテナンス業、病院内の清掃・消毒業務、運輸に関する受託業務、冠婚葬祭場など貸会場の経営を行う企業である。 社名は「安全安心な快適環境」を意味する「Safety Care Comfort ATmosphere」の頭文字を取ったものである。 1995年6月、西武バスの車両と営業所の清掃を旧・西武総合企画が受託し、清掃事業を開始する。翌1996年5月、西武バスが警備会社に外注してきた沿線のバス誘導を当社に受託させるため、警備業務も開始した。 西武グループ各社施設の警備・清掃を請け負っており、警備員数は2010年時点で約500名を擁する。経費節減と合理化のため、他社に外注していた警備業をグループ会社化したことにより、警備事業の2009年度の売上高は16億円を超え、当社の事業に占める割合は最大のものとなった。 大宮アルシェや軽井沢・プリンスショッピングプラザ、那須ガーデンアウトレットの警備・清掃を受託する。2011年1月現在、西武鉄道沿線の駅や、ほとんどのプリンスホテルの警備を受託している。 2012年10月1日、旧・西武総合企画が会社分割により「株式会社西武SCCAT」に変更され、プリンスホテルのグループ会社となった。
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