西側への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 21:10 UTC 版)
「MiG-15 (航空機)」の記事における「西側への影響」の解説
MiG-15が西側に与えた衝撃は大きく、MiG-15の小型・軽量の単純な機体に大出力エンジンを搭載する、というコンセプトに影響を受け、アメリカ空軍はF-104スターファイターを、イギリスはフォーランド ナットを開発している。しかしながらその影響は一時期なもので終わり、F-104もナットも開発した本国ではあまり使われなかった。 結果として、戦闘機の対地攻撃任務を重視したアメリカの戦闘機は次第に大きく重い機体となってゆき、ベトナム戦争でMiG-15の後継機であり軽快な運動性能を持つMiG-17やMiG-19、MiG-21に苦しめられた(しかし、そのMiG系列の機体もやはり改良によって大きく重くなっていった)。
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