裏本
裏本(うらほん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 09:22 UTC 版)
かつて、性器や性交の写真が無修正で掲載された裏本と呼ばれる一般流通を通さない出版物が存在していた。現代では、無修正画像はインターネット経由で比較的自由に閲覧可能であるため、紙媒体の裏本は姿を消しつつある。
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裏本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:30 UTC 版)
裏本とは、違法なエロ本である。 ビニ本と裏本は同じエロ本であっても、ビニ本は法的な意味で「わいせつ物」で無かったため、書店と正規の契約を結び、店頭で合法的に販売できた。それに対し、裏本は法的に「わいせつ物」であり、頒布することが違法であるため、書籍としての正規の流通を取れず、書店などで公に販売することができなかった。が、店の人に頼むと店の裏から持ってきてくれたので「裏本」と言う。裏本は、歌舞伎町で茶色の封筒に入れられ販売されていた事から「茶封筒本」と呼ばれていた時期もあった。出回り始めた当初は、歌舞伎町などでいかにも怪しそうな人が道行く人に声をかけて売っていたが、次第に書店でこっそりと(半ば公然と)売られるようになった。 内容的には、ビニ本は性器のはっきりとした露出や性行為の結合部の写真には修正が入っており、性器は下着や半透明素材で覆われるなどして、基本的にはわいせつ物頒布等の罪に問われないように露出を抑えていた。それに対し、裏本は性器の露出や性行為が無修正のものが多かった。裏本はカラミが主であったのに対し、ビニ本は単体モデルの作品が大部分であった。 1980年代以降にビニ本がますます過激になるにしたがい、わいせつ罪で摘発されるビニ本も出てきたため、消費者側から見た場合に裏本とビニ本の区別は曖昧になり、混同されている場合もある。
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