袴田 武史とは? わかりやすく解説

袴田武史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 08:41 UTC 版)

袴田 武史(はかまだ たけし、1979年 - )は、日本の宇宙開発技術者実業家。株式会社ispaceファウンダー&代表取締役CEO)。元HAKUTO代表。

人物・来歴

東京都出身。父は銀行員入間市立藤沢中学校高松市立紫雲中学校を経て、城西大学付属川越高等学校を卒業[1][2]

東京工業大学に2年連続3回不合格となり、上智大学理工学部機械工学科に進学したが、宇宙に携わりたいという思いから再受験し、2004年に名古屋大学工学部機械・航空工学科卒業[3][4][5]。2006年ジョージア工科大学大学院修了、航空宇宙システム概念設計により航空宇宙工学修士取得[4]

同年外資系経営コンサルティングファームのマサイ・ジャパン(のちのエイミングジャパン)に入社[6][3]。2010年ホワイトレーベルスペース・ジャパンを設立し、代表社員に就任[6]。同年よりGoogle Lunar XPRIZEにチーム「HAKUTO」を率いて参加し、2013年ispaceを設立、代表取締役に就任[7][8][9][10]

2019年アメリカ合衆国国立航空宇宙博物館に、開発した小型月面探査車を寄贈[11]。同年から住友商事スズキシチズン時計の参画を得て、月面探査機事業の開発を進めた[12]。2023年にはispaceを東京証券取引所グロース市場に上場させた[13]

著書

  • 『HAKUTO、月面を走れ』祥伝社 2016年

脚注

  1. ^ 「"固有名詞"だった憧れを自分にフィットした役割に置き換え、夢を叶えてきた/袴田武史・ispaceファウンダー兼CEO」 ダイヤモンドオンライン
  2. ^ 「2040年、人口1000人の街になる月に産業を興し、宇宙開発の拠点を作りたい株式会社ispace 袴田武史」 ベネッセ
  3. ^ a b 「メンバー袴田武史」 START UP DB
  4. ^ a b 「日本初民間月面探査 プロジェクト「HAKUTO/ハクト」」 起業家インタビュー アントンプレナー2013.10.10
  5. ^ 「既成のコースは選ばない「ispace」が宇宙開発の新たな時代を切り拓く」 東証マネ部2017/08/07 月
  6. ^ a b 新規上場申請のための有価証券報告書日本取引所G
  7. ^ 「それでも月へ 探査レース断念からの再挑戦 宇宙起業家の星(2)」 日本経済新聞-2019/09/17
  8. ^ 「「HAKUTO」とは」 朝日新聞-2017/02/23
  9. ^ 【竹中平蔵の骨太対談】vol. 39 宇宙はベンチャーがリスクを取れる領域になった/アクセルスペース代表 中村友哉、アイスペース代表 袴田武 企業家倶楽部2016年4月号 骨太対談
  10. ^ 「(聞きたい 2020へ)宇宙ビジネス、今後の展望は? ispace創業者・CEO、袴田武史氏」 asahi.com-2019/06/15
  11. ^ 月探査車、米博物館に寄贈 東京の宇宙ベンチャー 日本経済新聞2019/10/24 9:59
  12. ^ アイスペースの月面探査に住友商事やスズキなど参画 日本経済新聞2019/8/22 15:36
  13. ^ ispace袴田CEO「月面着陸、十分な成功可能性」日本経済新聞2023年4月12日 19:30

袴田 武史(はかまだ たけし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/24 09:51 UTC 版)

弓導士」の記事における「袴田 武史(はかまだ たけし)」の解説

弓子知人で、弓道場の無い学校に通う男子学生。悟が弓導士になった翌日練習のため弓道場訪れた馴れ馴れしい性格眼鏡をかけている。弓道での的中率は高い。転校してきた愛を過去弓道大会で見たことがあったため弓道部誘った

※この「袴田 武史(はかまだ たけし)」の解説は、「弓導士」の解説の一部です。
「袴田 武史(はかまだ たけし)」を含む「弓導士」の記事については、「弓導士」の概要を参照ください。

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