華陰

三国志小事典

華陰Hua yin

	カイン （クワイン）	県
この県にある太華山は、四方が切り立って高さ五千仞に及び、東西は十里も広がっている。山には鳥も獣も棲んでおらず、ただ蛇がいるだけである。その名を肥遺といい、六本の足と四枚の翼を持っている。これが現れたとき、天下は大旱魃になってしまう。 董卓が実権を握ったとき、この地に中郎将段煨を駐屯させて山東の義兵を防がせたが、段煨は農業に力を入れて略奪することはなかった。西嶽華山の堂闕に碑銘があって段煨を称えている。 【長吏】 【県人】劉崎 / 劉寛 / 楊震 / 楊牧 / 楊秉 / 楊奉 / 楊賜 / 楊敷 / 楊奇 / 楊彪 / 楊衆 / 楊亮 / 楊脩

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華陰市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/29 13:45 UTC 版)

中華人民共和国 陝西省 華陰市
華山西峰 華山西峰
渭南市中の華陰市の位置 渭南市中の華陰市の位置
簡体字	华阴
繁体字	華陰
拼音	Huàyīn
カタカナ転写	ファーイン
国家	中華人民共和国
省	陝西
地級市	渭南市
行政級別	県級市
面積
総面積	817 km²
人口
総人口(2004)	25 万人
経済
電話番号	0913
郵便番号	714200
行政区画代碼	610582
公式ウェブサイト： http://www.huayin.gov.cn/

華陰市（かいん-し）は、中華人民共和国陝西省渭南市に位置する県級市。

地理

西安市街地から東に120キロメートルの位置し、東は潼関県、西は渭南市華州区、北は渭水を隔てて大茘県、南は華山を隔てて商洛市洛南県と接している。

歴史

春秋時代の晋に陰晋と称された。秦の恵文君5年（前333年）に寧秦に改称された^[1]。漢の高祖8年（前199年）に華陰県に改称された^[1]。唐代になると頻繁な改称が行われ685年（垂拱元年）に仙掌県、705年（神龍元年）に華陰県、761年（上元2年）に太陰県、762年（宝応元年）に再び華陰県と改称された。

1958年には華陰県は廃止され渭南県に編入されたが、1961年に再設置、1991年に県級市の華陰市に昇格し現在に至る。

行政区画

• 街道:太華路街道、岳廟街道
• 鎮:孟塬鎮、華西鎮、羅敷鎮、華山鎮

交通

• 310国道
• 隴海線

出身者

• 弘農楊氏 - 楊震、楊修、楊堅、楊素、楊炯、楊貴妃など

観光

• 西岳廟
• 華山
• 玉泉院

脚注

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1. ^ ^{a b} 班固『漢書地理志第8上。小竹武夫訳注『漢書』3、筑摩書房（ちくま学芸文庫）、1998年、276頁。

表 話 編 歴 陝西省の行政区画
省都：西安市
副省級市	西安市 未央区 新城区 碑林区 蓮湖区 雁塔区 灞橋区 臨潼区 閻良区 高陵区 長安区 鄠邑区 藍田県 周至県
地級市	銅川市 耀州区 王益区 印台区 宜君県 宝鶏市 渭浜区 金台区 陳倉区 鳳翔区 岐山県 扶風県 眉県 麟遊県 千陽県 隴県 鳳県 太白県 咸陽市 秦都区 渭城区 楊陵区 興平市 彬州市 三原県 涇陽県 礼泉県 武功県 乾県 永寿県 長武県 旬邑県 淳化県 渭南市 臨渭区 華州区 韓城市 華陰市 潼関県 大茘県 合陽県 澄城県 蒲城県 白水県 富平県 延安市 宝塔区 安塞区 子長市 延長県 延川県 志丹県 呉起県 甘泉県 富県 黄陵県 洛川県 黄竜県 宜川県 漢中市 漢台区 南鄭区 城固県 洋県 仏坪県 西郷県 鎮巴県 勉県 寧強県 略陽県 留壩県 楡林市 楡陽区 横山区 神木市 府谷県 定辺県 靖辺県 綏徳県 米脂県 佳県 呉堡県 清澗県 子洲県 安康市 漢浜区 旬陽市 漢陰県 石泉県 寧陝県 紫陽県 嵐皋県 平利県 鎮坪県 白河県 商洛市 商州区 洛南県 丹鳳県 商南県 山陽県 鎮安県 柞水県
楊陵区は楊凌農業高新技術産業示範区の管轄であるが、中華人民共和国民政部による正式な行政区分では咸陽市の管轄である。

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