菊花章
大勲位菊花章
大勲位菊花章は、我が国の最高位の勲章であり、明治9年に大勲位菊花大綬章が制定され、同21年に大勲位菊花章頸飾が制定されました。勲章のデザインは、国旗である「日の丸」を象徴する日章を中心に光線(旭光)を配し、回りに菊花と菊葉を配したもので、鈕※1(章と綬の間にあるもの)には菊花を用いています。
また、頸飾は制定の元号である「明」「治」の二字を古篆字※2で飾り、菊花と菊葉が配されています。
【参考】 旭光のデザインは「旭日昇天」の意気を示すものと言われています。
※1 紐・・・ちゅう
※2 古篆字・・・こてんじ
Collar of the Supreme Order of the Chrysanthemum
Grand Cordon of the Supreme Order of the Chrysanthemum
菊花章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 01:58 UTC 版)
菊花章(きっかしょう)は、明治時代以降の栄典制度における最高位の日本の勲章。大勲位菊花章頸飾(だいくんい きっかしょう けいしょく)と大勲位菊花大綬章(だいくんい きっかだいじゅしょう)の2種類があり、それぞれ別個の法令により制定・運用されているが、勲章の形状については同一の法令で定められている[1][2][3]。
注釈
- ^ すなわち、大勲位菊花大綬章受章者であることが授与の条件である。
出典
- ^ 各種勲章及び大勲位菊花章頸飾の制式及び形状を定める内閣府令 - e-Gov法令検索、2019年8月13日閲覧
- ^ 大勲位菊花大綬章及副章製式ノ件 - e-Gov法令検索、2019年8月13日閲覧。
- ^ 宝冠章及大勲位菊花章頸飾ニ関スル件 - e-Gov法令検索、2019年8月13日閲覧。
- ^ 『伊勢神宮へ大勲章等を納めらるる詔』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、2019年8月13日閲覧。
- ^ 『大勲位菊花大綬章大勲位菊花章図式及大勲章以下略綬の件』 - 国立国会図書館デジタルコレクション、2019年8月13日閲覧。
- ^ 明治21年勅令第1号(宝冠章及大勲位菊花章頸飾ニ関スル件)2条1項
- ^ 勲章の授与基準 (PDF) 、2003年(平成15年)5月20日閣議決定。
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