大勲位菊花大綬章とは? わかりやすく解説

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だいくんい‐きっかだいじゅしょう〔ダイクンヰキククワダイジユシヤウ〕【大勲位菊花大×綬章】

読み方:だいくんいきっかだいじゅしょう

大勲位叙せられた人に授与される日本の勲章明治10年(1877)制定された。頸飾(けいしょく)で正章をのど下に垂れ副章を左胸につける頸飾着用しないときは、大綬右肩から左脇に垂れて正章掛け副章を左胸につける菊花大綬章


菊花章

我が国勲章の種類(菊花章)

大勲位菊花章

 大勲位菊花章は、我が国最高位勲章であり、明治9年に大勲位菊花大綬章が制定され、同21年大勲位菊花章頸飾制定されました。勲章デザインは、国旗である「日の丸」を象徴する日章中心に光線旭光)を配し回り菊花菊葉配したもので、鈕※1(章と綬の間にあるもの)には菊花用いてます。
 また、頸飾制定元号である「明」「治」の二字を古篆字※2飾り菊花菊葉配されています。

 【参考】 旭光デザインは「旭日昇天」の意気を示すものと言われています。

  ※1 紐・・・ちゅう
  ※2 古篆字・・・こてんじ

大勲位菊花章頸飾

Collar of the Supreme Order of the Chrysanthemum

大勲位菊花章頸飾

大勲位菊花大綬章・副章右下)・略綬左下

Grand Cordon of the Supreme Order of the Chrysanthemum

大勲位菊花大綬章



大勲位菊花大綬章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 02:28 UTC 版)

大勲位菊花大綬章(だいくんい きっか だいじゅしょう、英訳名 : Grand Cordon of the Supreme Order of the Chrysanthemum)は、日本の勲章の一つ。1876年明治9年)12月27日に制定され、最高位である大勲位菊花章頸飾に次ぐ勲章であり、天皇国家元首以外の生存者叙勲としては事実上最高位となる。


  1. ^ 1918年(大正7年)、西園寺公望に授与された物。国立公文書館所蔵(請求番号:寄贈02114100)。
  2. ^ 明治の制定当初のごく初期の物のみ中心も七宝
  3. ^ マルグレーテ女王のように体格が大きい場合は、事前の打ち合わせで綬を長めにしたり幅を男性用と同じにすることもある
  4. ^ 勲章制定のごく初期には、リリウオカラニ (ハワイ女王)・オランダ女王ウィルヘルミナなど、女王の称号を持つ国家元首でも勲一等宝冠章(宝冠大綬章)であった
  5. ^ 後に東伏見宮を創設する。
  6. ^ 存命中に受けた人物であるため、マスコミでは中曽根を「大勲位」と呼んでいた。なお中曽根は戦前に位階(従六位)を受けていた。


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