草書九帖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:26 UTC 版)
『草書九帖』(そうしょきゅうじょう)は、『元日帖』(がんじつじょう)・『吾友帖』・『中秋詩帖』(ちゅうしゅうしじょう)・『目窮帖』(もくきゅう)・『海岱帖』(かいたいじょう)・『徳忱帖』(とくしんじょう)・『草聖帖』(そうせいじょう)・『家計帖』(かけいじょう)・『奉議帖』(ほうぎじょう)の9帖からなり、明代の『停雲館帖』に刻入された。しかし、清代の安岐の『墨縁彙観』には4帖(実は5帖)だけで他は失われたと記されている。この残存する帖を『草書四帖』と呼ぶ。ただし、のちに『徳忱帖』と『草聖帖』の2帖は発見され、現在台北の国立故宮博物院に蔵されている。『家計帖』と『奉議帖』は現在も真跡の所在は不明である。
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