茶色のスカプラリオについてのカトリック教会の教え
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「茶色のスカプラリオ」の記事における「茶色のスカプラリオについてのカトリック教会の教え」の解説
カルメル会員であり、学者のキィリアン・キャバノフ神父によると、カルメル修道会はカトリック教会における茶色のスカプラリオの位置づけを次のように要約している。 伝統的に神聖なるものとしてのそのスカプラリオに関しては、カトリック教会はその歴史の中でその意味をはっきりと伝え、それを守り、特権を承認するように介在して来た。 これらのカトリック教会の文書にはカルメル会のスカプラリオの性質と意味が十分に示されている。 1. そのスカプラリオは聖母マリアが与えた修道服であり、衣服である。これはしるしであり、かつ特権である。聖母に属していることを表す印である。生きている時も死後も、聖母マリアの母としての保護を受ける特権である。 2. 署名 これは因習的に署名する3つの要件で、厳密に結びついている。第一に、聖母を特別に崇敬する宗教的な家族、カルメル修道会に属すること。第2に、聖母への奉献そして、聖母の聖心を信ずること。第3に、聖母の美徳を模することにより、聖母のようになることの教唆、とりわけ、謙遜、貞節、そして祈りの精神である。
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