芸亭
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芸亭(うんてい[注釈 1])は、日本で最初の公開図書館とされている施設[1][2]。奈良時代末期に有力貴族であった[要出典]文人の石上宅嗣によって平城京(現在の奈良県奈良市)に設置された[1][3]。芸亭院(うんていいん)ともいう[3]。仏典と儒書が所蔵され、好学の徒が自由に閲覧することができた[1]。9世紀初頭の天長年間まで存続していたとされる[1][3]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 総合仏教大辞典編集委員会(編) 『総合仏教大辞典』法蔵館、1988年1月、98頁。
- ^ 西大寺旧境内から国内初の図書館開設者の肩書き木簡が出土 産経ニュース 2009.12.3
- ^ a b c “芸亭(うんてい)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年10月9日閲覧。
- ^ 『凌雲集』に収められた豊年の漢詩作品は小野岑守と同数の13首で、嵯峨天皇に次いで多い(作者23人・収録作品90首中、多い順に、嵯峨天皇の22首、賀陽豊年の13首、小野岑守の13首、淳和天皇の5首、菅原清公の4首)。
- ^ 『孝謙女帝の遺言 芸亭図書館秘文書』樹村房(2018年4月6日閲覧)
- 1 芸亭とは
- 2 芸亭の概要
- 3 芸亭を主題とした作品
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