色覚検査廃止
長年にわたり誤解を受けてきた「色覚障害」の歴史が変わり始めました。厚生労働省は、労働安全衛生法に基づく省令を改正し、新入社員を対象に実施する健康診断(雇入時健康診断)で義務付けられていた色覚検査を廃止し、2002/10/1から施行され、小学校で行われていた色覚検査も2003年4月から廃止されました。
色覚検査については、危険な場所を色で表示している場合などに、色覚障害の人を配置するのは不都合があるとして義務づけられてましたが、現在では、色覚障害と判断されても大半は支障なく仕事ができることが明らかになっています。それにもかかわらず、採用した後で、入社を取り消す事例も報告されていて、こうしたことを背景として、このたびの改正となりました。
色覚検査については、危険な場所を色で表示している場合などに、色覚障害の人を配置するのは不都合があるとして義務づけられてましたが、現在では、色覚障害と判断されても大半は支障なく仕事ができることが明らかになっています。それにもかかわらず、採用した後で、入社を取り消す事例も報告されていて、こうしたことを背景として、このたびの改正となりました。
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