艤装要領
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/10 04:14 UTC 版)
ラパナ級MACシップの1隻、MVアンキュラス(MV Ancylus)の飛行甲板上に係止されているソードフィッシュ雷撃機飛行甲板上には雪が積もっている 原型となった船によって若干異なるが、船体に支柱が立てられて130mから140m程度の飛行甲板が張られ、右舷に小さな船橋構造物が置かれている。飛行甲板には4条の着艦制動索が設けられた。どのクラスでも搭載機数はわずか4機であり、タンカーを原型としたラパナ級とエンパイア・マッケイ級は格納庫を持たないので露天係止されていた。 穀物運搬船を原型としたエンパイア・マックアルペイン級だけは、飛行甲板下の格納庫とエレベーター1基が設置されている。また、カタパルトはいずれの級でも装備されていない。搭載機はソードフィッシュが用いられたために、カタパルトを持たない小さな飛行甲板であっても運用が可能であった。
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