【航空自衛隊安全の日】(こうくうじえいたいあんぜんのひ)
航空自衛隊において、安全への取り組みを再確認するために設けられた記念日で、毎年7月3日。
この日、空自の各部隊においては対領空侵犯措置や救難、輸送などの実任務を除く訓練飛行をせず、慰霊祭や安全教育が行われる。
制定の経緯
この記念日が制定されたのは、1999年8月15日~2000年7月4日にかけて連続的に発生した、空自機による5件・6機の重大墜落事故が原因であった。
これらの相次ぐ事故は世間からの批判の目を浴びると共に、航空機の運用における安全管理面で重大な欠陥があることを再認識させることになった。
こうした危機的状況の風化を防ぐことを目的に、この記念日が制定されたのである。
航空自衛隊安全の日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 19:53 UTC 版)
航空自衛隊安全の日(こうくうじえいたいあんぜんのひ)は、1999年(平成11年)8月から2000年(平成12年)7月まで、航空機の墜落事故(計5件、13名殉職)が連続発生したことを契機に、毎年7月1日に飛行訓練を停止し、安全教育を実施するために制定された日。
- ^ a b 防衛ホーム 911号(2015年7月15日発行)「「航空自衛隊安全の日」全所属隊員に安全教育等実施」
- ^ 美保基地公式サイト「航空自衛隊安全の日」行事平成19年7月1日は日曜日だったため、7月2日に慰霊式典と教育を実施している
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