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三省堂 大辞林

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にくだん 0 【肉弾】

桜井忠温(ただよし)戦記文学題名からできた語〕肉体弾丸として、敵陣突入すること。
「奮(ふる)つて―となつて敵塁を撃つた/肉弾(忠温)」


映画情報

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肉弾

原題:
製作国:日本
製作年:1968
配給:ATG
スタッフ
監督:岡本喜八 オカモトキハチ
製作:馬場和夫 ババカズオ
脚本:岡本喜八 オカモトキハチ
撮影:村井博 ムライヒロシ
音楽:佐藤勝 サトウマサル
美術:阿久根巖 アクネイワオ
編集:土屋テル子 ツチヤテルコ
録音:渡会伸 ワタライシン
スクリプター:阿久根巖 アクネイワオ
照明:村井博 ムライヒロシ
キャスト(役名
寺田農 テラダミノリ (あいつ)
大谷直子 オオタニナオコ (少女
天本英世 アマモトヒデヨ (父)
笠智衆 リュウチシュウ (古本屋爺さん
北林谷栄 キタバヤシタニエ (古本屋の姿さん)
春川ますみ ハルカワマスミ (前掛おばさん
解説
日本のいちばん長い日」の岡本喜八脚本監督担当したもう一つの“日本のいちばん長い日”。撮影は「北穂高絶唱」の村井博担当した。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
昭和二十年の盛夏魚雷を脇に抱えドラム岳が、太平洋漂流していた。この乗組員工兵特別甲種幹部候補生のあいつは、まだ終戦知らなかった。あいつが、ここまで来るには可笑しくも悲しい青春があった。演習場のあいつ。候補生たちは、みな飢えていた。あいつは、めしと死以外を考え余裕はなかった。乾パンを盗んで裸にむかれたこともあった。それから、広島原爆落ちソ連参戦した。そして予備士は解散され、あいつら候補生特攻隊員にされた。一日だけの外出を許されたあいつは、無性に活字恋しくなって古本屋へ行った。だが、活字で埋った本は、電話帳だけだった。そこには、B29両腕をもがれた爺さん観音さまのような婆さんがわびしく暮していた。あいつは、やりきれなくて焼跡の中の女郎屋飛込んだ。けばけばしい女たちの中で、因数分解勉強をしているおさげ髪の少女が、あいつに清々しく映った。だが、あいつの前に現われたのは、前掛けおばさんだった。再びの中へ飛出したあいつは、参考書待った少女出会った。なぜか少女はついて来た。やがて二人防空壕の中で結ばれた。翌日のあいつは、対戦車地雷抱え砂丘にいた。少女古本屋老夫婦、前掛けおばさん、そして砂丘で知りあった小さな兄弟モンペ姿の小母さん。あいつが死を賭けて守る祖国ができた。その夜空襲少女が死んだ。それから、作戦変更されあいつは魚雷と共に太平洋に出た。あいつは、少女殺した敵をじっと待ったが、敵機機銃掃射を受けて、彼のメガネ飛び散ってしまった。日本は敗けた。だがあいつはある朝、大型空母発見した。あいつは執念をこめて九三式魚雷発射したが、魚雷は泡をたてて沈んでしまった。それから間もなくあいつは、空母錯覚したし尿処理船に助けられ、終戦を聞かされた。それから二十年余海水浴客で賑わう同じ海に、ドラム岳が浮いていた。その中で、あいつは、いまだに怒号していた。


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肉弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/28 14:35 UTC 版)

肉弾(にくだん)は、桜井忠温日露戦争後に実体験をもとにして描いた戦記文学。1906年に英文新誌社出版部から出版された。副題は旅順実戦記。




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