翰林学士とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 翰林学士の意味・解説 

かんりん‐がくし【×翰林学士】


翰林学士

読み方:カンリンガクシ(kanringakushi)

古代官職文章博士別称


翰林院

(翰林学士 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 19:22 UTC 版)

翰林院(かんりんいん、満州語:bithei yamun)は、玄宗開元26年(738年)に設けた翰林学士院がその起源で、唐代中期以降、主に詔書の起草に当たった役所のことをいう。元代には国史院と統合されて、翰林国史院と呼ばれていた[1]が、明代には旧に復した。大順では弘文館と呼ばれた。


  1. ^ モンゴル帝国には既にウイグル人による必闍赤(Bichikchi)と呼ばれる翰林院と同じ役目を果たす役所が存在したため翰林院を置く理由がなかった。そのため、中国歴代王朝にあった翰林院再興に尽力した王鶚はウイグルにはなかった「正史編纂」を口実として翰林院再興をクビライ・カアンに勧めた。その経緯から、既存の必闍赤と併置する形で翰林国史院が設置されたのである(道上峰史「元朝翰林国史院考」(所収:『明代史研究会創立三十五年記念論集』、汲古書院、2003年))。


「翰林院」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「翰林学士」の関連用語

1
翰林 デジタル大辞泉
100% |||||


3
52% |||||

4
52% |||||


6
50% |||||

7
36% |||||

8
36% |||||

9
36% |||||

10
36% |||||

翰林学士のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



翰林学士のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの翰林院 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS