緑閃石とは? わかりやすく解説

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りょくせん‐せき【緑×閃石】

読み方:りょくせんせき

角閃石類の一。カルシウム・マグネシウム・を含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物緑色半透明ガラス光沢がある。単斜晶系。低い変成度の緑色片岩中に産する陽起石アクチノ閃石


緑閃石(Actinolite)

緑閃石
愛媛県宇摩郡土居町五良津山
Ca2(Mg,Fe)5(Si8O22)(OH)2 標本の幅約6.5cm

暗緑色繊維結晶が平行集合体となっている標本です。

緑閃石(Actinolite)

緑閃石
Ziller valley,North Tyrol,Tyrol,Austria
[]Ca2(Mg,Fe2+)5Si8O22(OH)2 標本の幅約8.2cm

緑色針状結晶の平行集合体が緑閃石です。
毛状の結晶になることもあり、毛状の結晶アスベストとして利用
されました

緑閃石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 13:10 UTC 版)

緑閃石(りょくせんせき、actinolite、アクチノライト)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種で、Ca角閃石に属する。透緑閃石(とうりょくせんせき)、アクチノ閃石(あくちのせんせき)[1]陽起石(ようきせき)[2]ともいう。


  1. ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
  2. ^ 「陽起石」は角閃石のなかまであることが分かりづらいので、最近ではあまり使われない。
  3. ^ 河合 勝 (2008年3月). “日本古典奇術「胡蝶の舞」について” (PDF). 愛知江南短期大学 (『愛知江南短期大学 紀要 第37号』). 2015年7月9日閲覧。


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