経済学における投資
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 02:31 UTC 版)
経済学における投資は、資本ストックの増加分を指す。資本形成ともよばれる。主たるものに設備投資、住宅投資、在庫投資の3種類がある。 例えば、設備投資や公共投資は、民間資本や社会資本を増加させ、経済の生産力を向上させる。また同時に生産設備などの投資財(財を生み出すための財)を需要することでもあり、合わせて乗数効果(投資乗数)による需要拡張効果も持つ。つまり、投資は供給力を増加させ、同時に需要も増加させる(投資の二重性)。閉鎖経済においては、この需給が均衡するのは「ナイフの刃」(ハロッドによって提唱された)の上を歩くように厳しい条件があり困難である。
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