組織と理念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 10:09 UTC 版)
歴博は開館当初から国立大学共同利用機関として位置付けられた。歴史資料の展示公開を行うことが歴博の重要な業務だが、歴博は展示施設であるとともに考古学、歴史学、民俗学の研究機関でもあり、他の研究機関や大学と共同で研究を推進し、調査研究の基盤のもとに展示を行うことが重視された。 歴博は組織上も研究を重視し、開館当初は情報資料研究部、歴史研究部、考古研究部、民俗研究部が置かれた。このうち情報資料研究部は展示資料の材質、技法、保存修復、博物館運営におけるコンピュータの活用、展示手法の研究などを行う部門である。各研究部はそれぞれ4から6の部門に分かれ、それぞれの部門に教授、助教授、助手(現在は、教授、准教授、助教)が配置された。2004年に歴博が大学共同利用機関法人人間文化研究機構の所管になるとともに、研究組織の改組が行われ、新設の「研究部」のもとに情報資料研究系、歴史研究系、考古研究系、民俗研究系が置かれた。
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