等方性媒質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 06:23 UTC 版)
等方性媒質
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ガラスなど一般的に透明の媒質は等方性である。これは光が媒質内をどの方向に動いても同じように振る舞うことを意味する。誘電体におけるマクスウェル方程式の点からいうと、次に示す電気変位場Dと電場Eの関係が与えられる。 D = ε 0 E + P {\displaystyle \mathbf {D} =\varepsilon _{0}\mathbf {E} +\mathbf {P} } ここでε0は自由空間の誘電率であり、Pは電気分極(媒質に存在する電気双極子モーメントに対応するベクトル場)である。物理的には、分極場は光の電場に対する媒質の応答とみなすことができる。
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