自由空間とは? わかりやすく解説

自由空間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/31 13:43 UTC 版)

電磁気学における自由空間(じゆうくうかん、英語: free space)とは、誘電分極磁化を生じない空間である。 分極を生じないということは誘電体磁性体などが存在しないということであり、しばしば真空とも呼ばれる。


  1. ^ 第一級陸上特殊無線技士無線工学試験 JZ10B


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自由空間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 21:58 UTC 版)

古典電磁気学の共変定式」の記事における「自由空間」の解説

自由空間において荷電粒子相互作用する電磁場作用汎関数粒子電磁場運動項、および相互作用項の和で S [ X , A ] = S X [ X ] + S A [ A ] + S int [ X , A ] {\displaystyle {\mathcal {S}}[X,A]={\mathcal {S}}_{X}[X]+{\mathcal {S}}_{A}[A]+{\mathcal {S}}_{\text{int}}[X,A]} と書かれる。 相互作用項どのような粒子であるかによって具体的な形が変わるが、粒子ふるまい4元電流密度 J で表すことで、電磁場粒子相互作用項S int [ X , A ] = 1 c ∫ J μ A μ ( x )g d 4 x {\displaystyle {\mathcal {S}}_{\text{int}}[X,A]={\frac {1}{c}}\int J^{\mu }A_{\mu }(x){\sqrt {-g}}\,d^{4}x} L int = 1 c J μ A μ ( x ) {\displaystyle {\mathcal {L}}_{\text{int}}={\frac {1}{c}}J^{\mu }A_{\mu }(x)} で与えられる相互作用項汎関数微分は δ S int [ X , A ] δ A μ ( x ) = 1 c J μ ( x ) − g {\displaystyle {\frac {\delta {\mathcal {S}}_{\text{int}}[X,A]}{\delta A_{\mu }(x)}}={\frac {1}{c}}J^{\mu }(x){\sqrt {-g}}} で与えられるので、電磁場 A に対す運動方程式としてマクスウェル方程式 D ν F ν μ ( x ) = − Z 0 c J μ ( x ) {\displaystyle {\mathcal {D}}_{\nu }F^{\nu \mu }(x)=-{\frac {Z_{0}}{c}}J^{\mu }(x)} が得られる

※この「自由空間」の解説は、「古典電磁気学の共変定式」の解説の一部です。
「自由空間」を含む「古典電磁気学の共変定式」の記事については、「古典電磁気学の共変定式」の概要を参照ください。

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