第3期 : イートン&レーン、コンドリー&ローズ
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「ミッドナイト・エクスプレス (プロレス)」の記事における「第3期 : イートン&レーン、コンドリー&ローズ」の解説
1987年4月、コンドリーがNWAを離脱。コルネットはコンドリーを解雇したと(アングル上で)発表、イートンの新パートナーにはスティーブ・カーンとのファビュラス・ワンズで活躍していたスタン・レーンが選ばれた。メンフィスCWA時代からの盟友である両者のチームワークに問題はなく、5月16日に行われたUSタッグ王座の争奪トーナメントでバリー・ウインダム&ロニー・ガービンを下し優勝、第4代のチャンピオン・チームとなっている。1988年9月10日には、フォー・ホースメンのタリー・ブランチャード&アーン・アンダーソンを破り、NWA世界タッグ王座にも戴冠した。 一方のコンドリーはNWA離脱後、末期のAWAにて旧メンバーのローズと再合体。自分達こそがオリジナルだと主張してオリジナル・ミッドナイト・エクスプレスを名乗り、ポール・E・デンジャラスリーを新しいマネージャーに迎え、1987年10月30日にジェリー・ローラー&ビル・ダンディーからAWA世界タッグ王座を奪取、マーティ・ジャネッティ&ショーン・マイケルズのミッドナイト・ロッカーズともタイトルを争った。翌1998年にAWAを離れ、オリジナル・ミッドナイト・エクスプレスとしてNWAに復帰。イートン&レーンはコルネット共々ベビーフェイスに転じ、ユニット名も入場テーマ曲も共通のチーム同士による骨肉の争いを展開。コルネットとデンジャラスリーのマネージャー抗争も行われ、12月26日の『スターケード'88』においても両チームの遺恨試合が組まれた。 翌1989年、テッド・ターナーのNWA(クロケット・プロ)買収によるWCWへの体制以降に伴いコンドリーが再び離脱。ローズはジャック・ビクトリーとの新コンビで継続参戦していたが、イートン&レーンとのルーザー・リーブス・タウン・マッチに敗れて彼もWCWを離れた。 その後もイートン&レーンはベビーフェイスのポジションにとどまり、ドゥーム(ブッチ・リード&ロン・シモンズ)やフリーバーズ(マイケル・ヘイズ&ジミー・ガービン)などのチームと対戦。1989年秋よりヒールに戻り、1990年はトム・ジンク&ブライアン・ピルマンやリックとスコットのスタイナー・ブラザーズを相手に抗争していたが、WCWの新副社長ジム・ハードとの対立により、同年11月にコルネットとレーンがWCWを退団。イートンはシングル・プレイヤーとしてポール・E・デンジャラスリーのデンジャラス・アライアンスに加入することとなり、ミッドナイト・エクスプレスは10年におよぶ活動に終止符を打った。
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