第3代大統領
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2001年の大統領選挙は、2月11日の第1回投票で過半数を制する候補がおらず、PAICVのピレスと民主運動 (MpD) のカルロス・ヴェイガが決選投票を戦うこととなった。 決選投票は2月25日に実施され、12票差(75827票vs75815票)という大接戦の末、ピレスが当選。同年3月22日、ピレスはカーボベルデ共和国第3代大統領に就任した。先だって行われた国民議会総選挙でPAICVが勝利していたため、既にヌヴェスが第4代首相に就任しており、ピレスの勝利によって再びPAICVが大統領・行政府を掌握することとなった。 2006年2月12日の大統領選挙では再びMpDのヴェイガとの戦いとなったが、第1回投票でピレスが過半数を制し、再選を決めている。 2008年5月、以前から唱えられてきた「アフリカ合衆国」構想に対し、ピレスは慎重な姿勢を示した。同時期に日本の横浜市で開かれた第4回アフリカ開発会議 (TICAD IV) への出席という形で訪日した経験がある。 2011年9月、大統領を退任。2011年、モ・イブラヒム賞を受賞。
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