積分器とは? わかりやすく解説

積分器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 04:09 UTC 版)

積分器(せきぶんき、Integrator)とは、積分の計算に用いる機器のこと。




「積分器」の続きの解説一覧

積分器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 09:02 UTC 版)

RC回路」の記事における「積分器」の解説

高い周波数でのコンデンサにかかる電圧出力とする。高い周波数とは ω ≫ 1 R C {\displaystyle \omega \gg {\frac {1}{RC}}} となるような周波数である。 これはつまり、コンデンサ電荷蓄積されるのに十分な時間がないため、そこにかかる電圧も非常に小さいことを意味する。したがって入力電圧抵抗器にかかる電圧ほぼ等しい。これを示すため、次の電流 I {\displaystyle I} の式を考える。 I = V i n R + 1 / j ω C {\displaystyle I={\frac {V_{in}}{R+1/j\omega C}}} ここで、周波数について条件は以下のようにも表せる。 ω C ≫ 1 R {\displaystyle \omega C\gg {\frac {1}{R}}} したがって I ≈ V i n R {\displaystyle I\approx {\frac {V_{in}}{R}}} となり、これは単なるオームの法則である。 ここで V C = 1 C ∫ 0 t I d t {\displaystyle V_{C}={\frac {1}{C}}\int _{0}^{t}Idt} であるから V C ≈ 1 R C ∫ 0 t V i n d t {\displaystyle V_{C}\approx {\frac {1}{RC}}\int _{0}^{t}V_{in}dt} となり、これはコンデンサにかかる電圧一種の積分器となることを意味する

※この「積分器」の解説は、「RC回路」の解説の一部です。
「積分器」を含む「RC回路」の記事については、「RC回路」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「積分器」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「積分器」の関連用語

積分器のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



積分器のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの積分器 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのRC回路 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS