祭車及び参加町内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 13:43 UTC 版)
詳細は「祭車」を参照 石取祭の祭車は、この地域で独自に発達した山車で、典型的には3輪の御所車形式である。高欄の付いた台の中心に12張の提灯が吊り下がった柱が立てられ、柱の先端に角行灯、さらにその先に3本の御幣が立てられている。柱の代わりに造り物が設置されている祭車もある。祭車の前端には長い綱が結びつけられ、多数の人が引っ張って進む。祭車の両側には、左右あわせて4個から6個の鉦が吊され、後方には大太鼓が1張設置されている。これらの鉦や太鼓を打ち鳴らしながら練り歩く。 祭車には、高村光雲、立川和四郎富重、井尻翠雲などの彫刻師が彫刻を施したもの、天幕に豪華な図柄が描かれたもの、漆塗りのもの、百数十年の歴史を持つものがあり、芸術的・歴史的価値の観点から高く評価されている。
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