磁力式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/05 16:33 UTC 版)
磁力式オイルフィルターは金属粒子を捕獲する為に永久磁石か電磁石を用いるフィルターである。主に後付けのバイパスフィルターシステムや、エンジン外部に配管を引きだしてスピンオン式やカートリッジ式オイルフィルターを設置する車種において、濾紙フィルターまでの配管経路の途中に設置されることが多い。 磁力式オイルフィルターの利点は、機械の潤滑に有害な金属粒子を確実に捕獲出来る上に、メンテナンスが単に磁石の表面から金属粒子を取り除くだけでよいという点である。 社外品のスピンオン式オイルフィルターの中には永久磁石を内蔵して磁力式オイルフィルターの機能を持つものも存在する。また、オイルパン内部に単に強力な磁石を置くだけの処置を施したり、オイルパンのドレンボルトの先端に磁石を設けたマグネットドレンボルトも、広義の意味での磁力式オイルフィルターといえる。 特にオートマチックトランスミッションは内部の摩耗による金属粒子の発生が多いため、濾紙を用いた内蔵式オイルフィルターの寿命を向上させる意味でも何らかの形で磁力式オイルフィルターを設置する事は効果的とされている。
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磁力式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:49 UTC 版)
磁力式燃料フィルターは燃料に含まれる金属粒子を除去する永久磁石や電磁石を用いるフィルターである。近年ではいわゆる燃費向上グッズの中にこうした強力な磁石を燃料ラインの外部から取り付けるものが多い。磁力式フィルターの利点は金属粒子を確実に捕獲できる上に、メンテナンスが単に磁石の表面から金属粒子を取り除くだけでよいという点である。
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