矩形波の場合とは? わかりやすく解説

矩形波の場合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 14:57 UTC 版)

ギブズ現象」の記事における「矩形波の場合」の解説

右の3つの図は、矩形波f ( x ) = { 0 x = 2 n π π / 4 2 n π < x < ( 2 n + 1 ) π 0 x = ( 2 n + 1 ) π − π / 4 ( 2 n + 1 ) π < x < 2 ( n + 1 ) π {\displaystyle f(x)={\begin{cases}0&x=2n\pi \\\pi /4&2n\pi <x<(2n+1)\pi \\0&x=(2n+1)\pi \\-\pi /4&(2n+1)\pi <x<2(n+1)\pi \end{cases}}} について、ギブズ現象示したのである矩形波は、 変数値x がπの整数倍になる全ての点において不連続であり、高さπ/2 の跳び有する矩形波フーリエ展開以下の通りf ( x ) = sin ⁡ x + 1 3 sin3 x + 1 5 sin ⁡ 5 x + ⋯ {\displaystyle f(x)=\sin x+{\frac {1}{3}}\sin 3x+{\frac {1}{5}}\sin 5x+\cdots } 図から分かるように、部分和項数増えるに連れて近似誤差は幅、エネルギーとも減少するが、その高さは固定値収束する矩形波について計算すると(後述計算参照)、この誤差の高さの極限値与え明示的な式が得られるこれからフーリエ級数は、矩形波の高さπ/4 を、次の式で与えられる量だけ超過することが分かる1 2 ∫ 0 π sint t d t − π 4 = π 2 ⋅ 0.089490 … {\displaystyle {\frac {1}{2}}\int _{0}^{\pi }{\frac {\sin t}{t}}\,dt-{\frac {\pi }{4}}={\frac {\pi }{2}}\cdot 0.089490\dots }

※この「矩形波の場合」の解説は、「ギブズ現象」の解説の一部です。
「矩形波の場合」を含む「ギブズ現象」の記事については、「ギブズ現象」の概要を参照ください。

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