直線基線とは? わかりやすく解説

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ちょくせん‐きせん【直線基線】

読み方:ちょくせんきせん

領海範囲測定するために設定する基線一つ海岸線複雑に入り組んでいる場所や、沿岸群島がある場合などに用いられるもので、岬・半島島嶼突端など適当な地点直線で結ぶ。

直線基線の画像
日本の直線基線
直線基線の画像

直線基線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 16:10 UTC 版)

領海」の記事における「直線基線」の解説

直線基線は海岸線複雑な形状場合採用される方式であり、1951年ノルウェー漁業事件英語版)において国際司法裁判所ノルウェー海岸線特殊性鑑み同国の直線基線方式採用認め1958年採択され領海条約第4条にも取り入れられた。

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直線基線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 19:52 UTC 版)

基線 (海)」の記事における「直線基線」の解説

海岸複雑に湾入していたり本土から至近距離に島が散在する場合には、直線基線方式採用される。直線基線を引くことによって通常基線引いた場合よりもより広い内水領海確保しようとしたノルウェーによる措置適法性争われ1951年ノルウェー漁業事件英語版国際司法裁判所判決では、それまで通常基線方式採用慣例として認められてきたことを確認しながらも、基線海岸線一般的方向から逸脱していないことや、直線基線方式採用によって内水として取り込まれる水域陸地部分との間に経済的要因などを考慮して密接な関連があることを条件として、直線基線方式採用認めた。このノルウェー漁業事件示され要件は後に領海条約1958年第4条国連海洋法条約1982年第7条取り入れられ、直線基線方式一般的に承認されるところとなった

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