目黒蒲田電鉄のバス事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:54 UTC 版)
目黒蒲田電鉄がバス事業を開始したのは1929年(昭和4年)のことであり、最初の路線は同年6月25日に開通した大井町線である。大井町線は、大井町駅を起点に西へ向かう路線であるが、当初の終点については荏原町車庫前と東洗足の2つの説がある。これは東急が発行した2つの社史においても食い違っているため、どちらが正しいのかの判断が困難であるが、いずれにしても鉄道の大井町線に並行する道路に路線を設けることで、その営業を防衛する意味合いを持つ路線であったことは間違いない。 詳細は「東急バス荏原営業所#目蒲電鉄初のバス事業」を参照 目黒蒲田電鉄はその後、小山・自由ヶ丘・等々力・下丸子などに路線を拡張したのち、1933年(昭和8年)に子会社・目蒲乗合を設立し、バス事業を同社に譲渡して分社化した。この間の1932年(昭和7年)、大森乗合自動車を傘下におさめ開業させているが、同社もまもなく目蒲乗合が吸収合併した。 詳細は「京浜急行バス大森営業所#鬼足袋線」を参照
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