登場人物の設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:27 UTC 版)
前述の通り、ストーリー設定が変更されたため、登場人物も原作より設定変更などがなされている。小野寺は原作では神戸市出身だが、会津地方の造り酒屋の息子に変更されている。 玲子は原作では下田市出身だが、本作品では神戸出身で阪神・淡路大震災によって両親を亡くし、東京の叔母に引き取られたことになっている。 田所博士は原作よりも若く設定され、鷹森大臣と元夫婦の設定。 中田は登場するが、原作の情報学者でなく防衛連絡調整官となっている。 福原教授は、原作では前述の救済策を練る比較文明論の教授である。 野崎官房長官は、原作では難民受入交渉の先頭に立つ外交官(名前は異なり八郎太)である。 渡老人が登場しない。 下記のように原作などにも登場しなかった人物が何人かいる。田所の元妻、鷹森危機管理大臣。 駿河湾沖の震災を生き残った、倉木美咲(福田麻由子)。 阪神大震災で両親を失った玲子を女手一つで育てた「ひょっとこ」の女将、田野倉珠江(吉田日出子)とその常連客たち。 登場する女性の役割が異なっている(原作などではお嬢様だった玲子が東京消防庁ハイパーレスキューの救助隊員、政府内で大災害対策の陣頭指揮を執るのが、女性である鷹森大臣)。
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