発祥とサンパルミュージックトレーニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/11 01:51 UTC 版)
「サンパルオーケストラ」の記事における「発祥とサンパルミュージックトレーニング」の解説
同町に1989年4月(平成元年)、約10億円の事業費をかけたサンパルホールぬまくまが建築されたのを機に町民が主体をなって結成。結成当初はメンバーの過半数が素人だったので、当時NHK交響楽団の第二ヴァイオリン奏者であった堀江悟らを招いて、トレーニングを行なった。沼隈町も、ホールを有効利用してもらおうと、ホールの備品として楽器をそろえたり、講師の謝礼金を補助するなど全面的なサポートを行った。 トレーニングは毎年実施され、サンパルミュージックトレーニング(以下トレーニングと略す)と呼ばれるようになり、以後25年間(平成25年時点)途切れなく続く。地域の音楽愛好家が集まって発足した同オーケストラの活動が、中央のプロ演奏家の心を動かし、今や一緒になって音楽のある街づくりが展開された。 トレーニングはサンパルオーケストラの団員に限定されず、だれでも受講できる。近隣の多数のアマチュア奏者が指導を受けており、地域の音楽レベルの向上に役立っている。個人でもグループでも受講可能で、基礎から専門的なことまで幅広く対応している。 平成21年度のケースでは、7名のトレーナーによって、8月の延べ4日間にわたって実施された。 トレーニングの総仕上げとして演奏会が開催され、トレーナーのプロ奏者も参加する。 サンパルオーケストラの団員は、サンパルトレーニング以外の日程でも、下記トレーナーによる演奏指導が定期的に行なわれている。
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