甘泉寺のコウヤマキ
名称: | 甘泉寺のコウヤマキ |
ふりがな: | かんせんじのこうやまき |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 愛知県 |
市区町村: | 新城市 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1972.05.26(昭和47.05.26) |
指定基準: | 植1 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | S45-5-138甘泉寺のコウヤマキ.txt: [[作手]つくて]高原の中央部、海抜約600メートルの甘泉寺境内、開山堂前にある。地上1.5メートルの幹の周囲6.25メートル、地際の根回り7.50メートル、樹高27.80メートル、地上約7メートルで分幹、さらに約7メートルで3分幹して計4幹となって直立している。樹上には、コケシノブ・ウチワゴケ・ノキシノブ・セッコク・ヤマハゼなどが着生している。 コウヤマキは、日本特産の樹種であって、各地に植栽され、特に寺院境内には古木大木が多いが、甘泉寺のコウヤマキは、現在知られているもののうち最大のものと考えられる。コウヤマキの大木として指定されているものは、この1件だけである。 |
天然記念物: | 琴引浜 瓜生野八幡のクスノキ群 甑岳針葉樹林 甘泉寺のコウヤマキ 生島樹林 生犬穴 田上村ツナギガヤ自生地 |
甘泉寺のコウヤマキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 08:41 UTC 版)
甘泉寺のコウヤマキ(かんせんじのコウヤマキ)は、愛知県新城市作手鴨ケ谷の甘泉寺境内に生育するコウヤマキの巨木である[1][2]。コウヤマキとしては日本国内で1番の巨樹で、推定の樹齢は400年以上とも600年以上ともいわれる[3][4][5]。コウヤマキの代表的大木として、国の天然記念物に指定、新日本名木100選に選定されている[2][5]。2009年(平成21年)10月に台風の被害を受け、木の上部を大きく欠損した[6]。
注釈
- ^ 『新日本名木100選』108頁と『巨樹・巨木 日本全国674本』255頁では、甘泉寺開山の年を1368年(正平23年)と記述している。
- ^ 「胸高直径」、または「胸高周」、「胸高」ともいい、立木と人が並んで立った時、人の胸の高さにあたる部分の直径を指す。日本の場合は、胸高幹囲は1.2mの部分で測定する。
- ^ 当時、甘泉寺は旧作手村にあった。作手村は南設楽郡に属していた自治体で、2005年(平成17年)10月1日に(旧)新城市・南設楽郡鳳来町と合併し(新)新城市の一部となった。
出典
- ^ “甘泉寺のコウヤマキ”. 新城市役所ウェブサイト (2014年5月16日). 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g “甘泉寺のコウヤマキ”. 文化遺産オンライン. 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b c d 『日本の天然記念物5 植物III』、397-399頁。
- ^ a b c d 渡辺、255頁。
- ^ a b c d e f g h i j 『新日本名木100選』、108-109頁。
- ^ a b “甘泉寺のコウヤマキ(かんせんじのこうやまき)” (PDF). 新城市役所ウェブサイト. 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b c 芦田、92-93頁。
- ^ “知事公館の高野槇(コウヤマキ)”. 宮城県公式ウェブサイト. 2014年10月13日閲覧。
- ^ “指定文化財 天然記念物 祇劫寺のコウヤマキ”. 宮城県公式ウェブサイト (2012年9月10日). 2014年10月11日閲覧。
- ^ a b c “甘泉寺のコウヤマキ”. キラッと奥三河観光ナビ. 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b “弥天永釈とは”. コトバンク. 2014年10月13日閲覧。
- ^ 『新日本名木100選』、7頁。
- ^ 『新日本名木100選』、108-111頁。
- ^ “観光情報詳細:甘泉寺”. 愛知県観光協会. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- 1 甘泉寺のコウヤマキとは
- 2 甘泉寺のコウヤマキの概要
- 3 脚注
- 甘泉寺のコウヤマキのページへのリンク