古木とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > 草木 > > 古木の意味・解説 

こ‐ぼく【古木】

読み方:こぼく

年を経た樹木老木


ふる‐き【古木】

読み方:ふるき

年を経た木。老樹。こぼく。

一度使って古くなった木材。古材。


古木

作者永島久司

収載図書新釈おとなのお伽話
出版社新風舎
刊行年月2005.1


古木

読み方:フルキ(furuki)

所在 福井県南条郡南越前町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

古木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:58 UTC 版)

長崎県指定文化財一覧」の記事における「古木」の解説

国指定天然記念物の古木には、女夫木の大スギ大村神社のオオムラザクラ小長井のオガタマノキ奈良尾のアコウの4件がある。 名称位置指定日解大徳寺の大クス 長崎市西小島大徳寺 1950年4月10日 指定当時推測樹齢800年根回り23.35メートル目通り幹回り12.55メートルクス主幹三つ分かれ低く広がる大徳寺名所として知られ境内にちなん大楠神社稲荷神社合祀されている。 有明町大樟 島原市有明町大三東 1958年6月5日 大三東民家敷地内自生する根元に洞が生じ推定樹齢1000年とも言われる県下最大クス目通り幹回り11メートル近年樹勢衰え現れ枯死伐採健康診断実施されたりワイヤー固定したりしている。 熊野神社大楠 島原市杉山町 熊野神社 1960年7月13日とともに熊野神社代表的な大樹で、本殿わきに立つ。目通り幹回り8メートル・高さ19メートル伝承では天正12年1584年)、沖田畷の戦い勝利した島津勢の伊集院忠棟戦勝記念に献木したといわれる諫早神社クス諫早市宇都町 諫早神社 1966年9月30日 諫早神社境内自生するクス6本が指定されている。拝殿左側御神木最大で、目通幹囲8m・高さ25mに達する。これに次ぐ5本は7メートル級2本・6メートル級1本・4メートル級2本からなる子安観音の大クス 佐世保市有福町 子安観音 1970年1月16日 樹齢400500年推測される根回り14.65メートル目通り幹回り7.6メートル過去伐採した痕跡があり、七つ枝分かれしている。伐採後に疫病流行したために厄払いし、神木としたという伝説が伝わる。 東漸寺の大クス 佐世保市中里町 東漸寺 1970年1月16日 東漸寺山門脇に自生し注連縄巡らし根元石仏並んでいる。幹回り8メートル・高さ20メートル推定樹齢500年クス樹勢強く山門脇の石垣まで根が食い込み遠方から眺めると樹形球形見える。 五島玉之浦のアコウ 五島市玉之浦町玉之浦 大山祇神社 1950年5月13日 大山祇神社参道をまたぐ巨木で、幹周り10メートル主幹参道向かって傾き主幹から分岐した周り6メートル支柱根参道またいで受け支えている。参道反対側に5本の支柱根囲まれた狭い空洞がある。 五島の浦のアコウ 五島市蕨町 1952年5月13日 久賀島侵入した個体で、根回り15メートル、高さ10メートル、そして半径30メートル範囲広がる県内最大アコウ多数支柱根垂れ下がり絞め殺され宿木空洞広く水神祀るとなっている。 壱岐渡良のあこう 壱岐市郷ノ浦町渡良東触 1958年6月5日 アコウ壱岐では防風林として活用されるため、渡良の指定木2本は天然木植樹木か判然としない県内最北端の木で、1本は伐採痕があるが、樹勢衰えず回復中。残る1本は幹周り4メートル樹高13メートル達する。 鷹島町住吉神社アコウ 松浦市鷹島町里免 住吉神社 1980年2月29日 本土最北端佐賀県高串より北の個体で、社叢3本のうち、本殿横の1本が指定された。目通り周り4.5メートル、高さ18メートル達する。宿木を上から覆って絞め殺した痕跡がなく、ねじれた支柱根絡んでいる。 長栄寺ひいらぎ 雲仙市国見町神代 長栄寺 1949年5月20日 長栄寺庭木として保護されてきた。幹回り3.5m・高さ13.1m。 樹齢400年ほどの古木で、全国的にヒイラギとしては巨木部類に入る。失われ丸くなっている。根元近くまで降りて鬱蒼としている。 壱岐国分のヒイラギ 壱岐市芦辺町国分川迎触 1961年11月24日 旧道脇の雑木林自然状態で立つ高さ8.8メートル・幹周り2.4メートル雌株の古木。樹齢重ねて失われている。樹形は横に広がり樹勢が強い。 琴海ヒイラギ 長崎市琴海町戸根郷 1983年8月30日 幹囲3.60m・張り1.7~7.0mの巨木庭木として人気のある木本であり、所有者宅の庭木として保護されてきた。支幹三つ分岐し、横に広い樹形形成する国見老木とは逆に壮健な姿をしている。 鷹島公孫樹 松浦市鷹島町三里免 今宮神社 1957年10月29日 今宮神社境内に立つイチョウ雌株根元から三つ支幹分岐しイチョウ特有のが高さ4メートル付近から垂れている。全長3メートル達する乳国内でも大型で、しかも乳がよく育つ雄株ではない雌株である点で特異である。 対馬琴のイチョウ 対馬市上対馬町琴 1961年11月24日 日本最大級の幹周り12.5メートル樹高40メートル大樹で、唐洲のソテツとともに対馬名木挙げられる寛政10年1798年)の落雷心材焼けて空洞生じ焦げた焼け跡確認できる。 六御前神社イチョウ 対馬市豊玉町千尋藻御前神社 1972年8月15日御前神社境内に立つ。目通り周り6.7メートル樹高24メートル雌株樹勢強く遠景では球形に木の上半分を覆う。雌株特有の小さないくつか表面発生している。 蘇鉄巨樹 佐世保市宇久町太田江 三浦神社 1958年6月5日 三浦神社境内に立ち、複雑に絡み合った雌株3本近接した3本支幹錯綜させ、半径8メートル密集群落形成する伝説では樹齢1000年とされ、身投げした娘の化身と見なされたり、実を盗むと嵐が来る伝えられたり、伝承事欠かない対馬唐洲の大ソテツ 対馬市豊玉町唐洲 1978年3月31日 樹高3.5メートルと背の低いソテツだが、支幹細かく分岐して複雑に絡み合い張り東西7メートル南北5メートル達する。枝振りのよさから琴のイチョウとともに対馬名木目されてきた。 是心寺ソテツ 平戸市田平町里免 是心寺 1979年4月27日 是心寺本堂裏の雌株1本。根回り4・1メートル。横に広がる傾向が強いソテツだが、主幹からいくつも分岐して広げ、高さ8メートル高木達する。寛永3年1626年)に住職植樹しといわれる亀岡のまき並木 平戸市岩の上町 平戸城二の丸 1954年11月8日 慶長年間平戸城築城の際に、のちに二の丸となる道中植樹され形成されといわれる直線状の地点12本、角地12本と2箇所並べた400年のうちに幹回り5.5mに生育したものもある。 大村城跡のマキ 大村市玖島 大村神社 1967年2月3日 大村城址の大村神社石段脇に並んだ4本のイヌマキ指定されている。幹回り2.6~4.1ほどの高木指定当時樹齢350年推定され藩政時代植えられた。一説には初代藩主大村喜前の代に植樹されたともいわれる大村神社のクシマザクラ 大村市玖島 大村神社 1967年2月3日 国指定天然記念物オオムラザクラとともに大村公園代表的する変種昭和22年1947年)に発見された。花の約半数のめしべが変化し内花咲かせる二枚咲きで、花弁一輪45達する。 西光寺オオムラザクラ 佐世保市上柚木町 西光寺 1971年2月5日 江戸時代の間に平戸亀岡神社経由移植されといわれる原木大村城オオムラザクラ同じく、がくと花弁が多い八重桜で、花弁最大200にも達する。原木二段咲き性格踏襲している。 万松院の大スギ 対馬市厳原町西里 万松院 1966年5月26日 対馬府中藩宗氏菩提寺万松院参道脇には20本の杉並木が整備されていたが、台風被害枯死3本まで激減したために指定された。幹周り5~7メートル樹高35メートル前後の背の高い木である。 壱岐安国寺スギ 壱岐市芦辺町深江栄触 安国寺 1968年12月23日 室町時代以来古刹安国寺本堂前に立つ。目通り周り6メートル樹高25メートル伝承では樹齢1000年と言われている。多数ヤドリギ先端部に寄生してアクセントになっている。 デジマノキ 長崎市出島町 出島資料館 1966年4月18日 出島資料館脇に立つ東南アジア原産ナンヨウスギ科アガチス・ダマラの通称時期不明だが、出島駐在したオランダ商人原産地ジャワ島から取り寄せて移植したといわれるスギそっくりの原産地樹形が違う。 熊野神社の大 島原市杉山町 熊野神社 1960年7月13日 熊野神社社叢傾斜地自生し本殿大楠とともに熊野神社代表する巨木目通り幹回り6.65m・高さ20mと、ムクノキの中では大きな部類に入る。大楠と同様、伊集院忠棟戦勝記念樹とも言われる富川のかつら 諫早市富川町 大雄寺 1965年5月31日 本明川上流渓流そばに建立され大雄寺所有する根回り8~9m、高さ10mに達す巨木雌株で、県内カツラでは最大級北方落葉樹としては例外的に照葉樹林帯に自生している。 飯盛町ヘツカニガキ 諫早市飯盛町川下 1978年8月22日 ニガキ一種で、明治初期鹿児島県南大隅町辺塚で発見され新種熱帯性長崎県内北限地とされ、飯盛より北でも若木散見できる。丘陵地の孤木で、幹回り2.3m・高さ10mに達す巨木五島青方ウバメガシ 新上五島町青方郷 1978年8月22日 青方港の出口に立つ樹齢400年前後のカシノキ目通り周り2・5メートル慶長年間入植した紀伊国出身漁民港口恵比寿祀り同時に紀伊から持ち込んだ苗木植樹しものといわれ、「紀州」と通称される。 森山西小学校アベマキ 諫早市森山町井牟田下名 森山西小学校 1981年3月27日 アベマキは本来は大陸山陽地方自生する。高さ25メートル幹回り3.2mの巨木明治30年1897年)に教職員台湾出張土産として持ち帰った苗木植樹した。二つ分かれた支幹伸びている。 壱岐報恩寺モクセイ 壱岐市勝本町本宮東触 1961年11月24日 モクセイとしては珍しい幹周り1.7メートル樹高9.5メートル巨木淡黄色花弁ウスギモクセイ限定する日本最大になる。昭和53年1978年)の台風倒伏した際、石塚植えられたことが判明した福江の大ツバキ 五島市野々切町 1967年2月20日 個人宅防風林として並べた樹齢300年代ツバキ3本防風林椿油採取として栽培されていた。42年指定時には4本だったが、50年1975年)に1本枯死したほか、樹高10メートル超の木が台風で7メートル折れ被害にあった平戸市戸石川のハルサザンカ 平戸戸石川町 2010年3月5日武家屋敷の庭に植えられ樹齢400年上の古木。同じツバキ科サザンカヤブツバキ自然交配した。園芸種ハルサザンカはツバキ寄り三倍体サザンカ寄りの五倍体だが、この木はどちらにも属さない四倍体で、園芸種原木一つ推測される藤山神社の大フジ 佐世保市小舟町 藤山神社 1970年1月16日 藤山神社フジ名所で、前庭ノダフジ指定されている。幹回り1.5m、傍のオガタマノキ絡みついて伸びている。そのは40mに達する。大木となることの少なノダフジとしては九州といわれる。 海寺跡ハクモクレン 平戸市田平町山内免 1979年4月27日 伝説では樹齢1000年といわれ、科学的に600年下らない推定される巨木目通り周り2.2メートル・高さ15メートルで、3月開花期には平戸瀬戸からも見える。折れたからの浸水心材痛んでいるが、樹勢衰え少ない。 福寿寺イロハモミジ 松浦市福島町里免 1979年4月27日 福寿寺本堂裏の丘に立つイロハカエデの孤木。紅葉の中では一般的な種で、周辺植生がないため、人工的に植樹されたものと推定される。幹周り3メートル・高さ20メートル四つ支幹分かれている。

※この「古木」の解説は、「長崎県指定文化財一覧」の解説の一部です。
「古木」を含む「長崎県指定文化財一覧」の記事については、「長崎県指定文化財一覧」の概要を参照ください。


古木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 01:02 UTC 版)

キシュウミカン」の記事における「古木」の解説

現存する日本最古キシュウミカンの木は、大分県津久見市にある尾崎小ミカン先祖木とされる1157年保元2年)に移植され樹齢800年超える古木で、天然記念物指定されている。 熊本県八代市高田には樹齢600年の古木があったが、1923年大正13年)の大洪水流されてしまった。現在は熊本県では津奈木町久子(ひさご)にある樹齢360年推定される木が最も古く1978年昭和53年)に熊本県天然記念物指定された。しかし、台風害虫影響枯れた傷んだりした為、接ぎ木により保存図られている。

※この「古木」の解説は、「キシュウミカン」の解説の一部です。
「古木」を含む「キシュウミカン」の記事については、「キシュウミカン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「古木」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「古木」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



古木と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「古木」の関連用語

古木のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



古木のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの長崎県指定文化財一覧 (改訂履歴)、キシュウミカン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS