理事官
理事官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 02:26 UTC 版)
上述のように、警察庁警備局警備企画課でチヨダを統括しているのは指導担当の理事官(いわゆるウラ理事官)である。ウラ理事官には警察官僚の中でも入庁15年程度の警視正が就任し、およそ1年から3年にわたって理事官を務める。 ウラ理事官は組織図から名前が抹消され存在が秘匿されるが、キャリア官僚が突然姿を消すことから、誰がその任に就いたのか分かりやすいという。このポストはエース級の警察官僚が就任する登竜門ポストの一つとされており、ウラ理事官の経験者には後に警察庁長官・警視総監などに栄達した人物も多い。
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理事官 (外務省)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:37 UTC 版)
外務省における理事官とは、外交領事事務に直接関連する業務に従事する職員(外交官参照)。主として国家三種出身の職員が用いている名称であり、在外公館では1ヶ所につき最大で2名がいるのみで、いない館もある。書記官と同様に一等から三等と副理事官まで存在するが、実際には三等理事官以外の名称が用いられることはほとんど無い。
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理事官 (海難審判所)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:37 UTC 版)
海難審判所における理事官とは、検察庁における検察官のような役割を果たす。理事官は、海難審判所または地方海難審判所に所属する。理事官が海難を認知すると調査を開始し、海難審判開始の申立(または審判不要処分)を行う。海難審判においては、海難の原因について証拠を申出、あるいは意見を陳述する。審判官のなした裁決が確定したときには、理事官は裁決の執行を行う。執行される裁決の内容には、海技士・小型船舶操縦士・水先人の懲戒と、勧告の公示がある。懲戒には免許の取消し・業務の停止・戒告があり、それぞれ法定の手続に則り、理事官が執行する。
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理事官 (警察)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:37 UTC 版)
警察における理事官とは、警察庁、警視庁及び一部の道府県警察本部に設置される管理職の役職名。 警察庁では「警視正」級の警察官で占められている。警察庁では長官官房、刑事局、警備局、交通局、情報通信局の各課のナンバー2としての役目を果たしている。 警視庁では「警視」級で、副署長経験者の警察官が就いている。各部に所属し主要な課のナンバー2を務めており、同じ課に複数配置されることがある。警視庁刑事部捜査第二課の理事官は、キャリアの警視が1人就く。この理事官は課長の命を受け、犯罪立件・内偵指揮・検察庁との合同捜査決定権などを持つ。
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「理事官」の例文・使い方・用例・文例
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