現場において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 13:39 UTC 版)
共演者の演技に「よかったよ」などのフィードバックをしたり寄り添う優しさを見せ、皆を気遣う座長・ムードメーカーであったと言われる。現場スタッフに行われたアンケートでは三浦の人気がダントツで、「相手によって態度を変えるようなことは一切なく、どんな相手にも分け隔てなく接する」「スタッフが“やって当たり前”な些細なことに対しても、きちんとお礼を言ってくれるので、スタッフたちのモチベーションを上げていた」と、スタッフからの厚い信頼、支持を得ていた。台湾のカメラマン・陳欣慧も「春馬はどんな仕事の現場でもスタッフ全員に目配せし、誰か取り残されていたり落ち込んでいないかを確認する。そして焦っているスタッフには温かい心配りを忘れない」と語っている。 また、監督やスタッフと積極的に提案や意見交換をし作品作りに関わっていく姿勢であった。『真夜中の五分前』(2014年) の行定勲監督は、トラブルの続出で大変だった上海ロケで三浦が「相棒のような存在だった」と語り、『天外者」(2020年)の田中光敏監督は、三浦がキャスティングのコーディネートまでしていたほか、共演者の欠席をプライベートでフォローしていたこと、小物にまでこだわり情熱を持って作品作りに関わっていたことを明かし「座長として素晴らしい」と称賛した。
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