牌譜の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/28 15:08 UTC 版)
以下に牌譜の一例を示す。 東一局 西家 維基太郎 25000(+32000) ドラ 裏ドラ 配牌 ツモ ツモ 捨て牌 リーチ 最終形 ツモ 1行目は局名と席順、プレイヤーの名前、点数(得失がある場合はその点数も)、ドラ(裏ドラが関係する場合はそれも)が記載される。ドラはドラ表示牌のように次の牌ではなく同一牌(現物牌)で示す。 2行目は配牌である。親なら14枚、子なら13枚である。 3行目はツモ牌である。例外として、ポン・チー・大明カンのときはそのときに取得した他家の打牌、また前の巡にカンをしたときは嶺上牌である。また親の1巡目は空白となる。ポン・チー・カン・アガリのときは牌の上または下にその旨を表記する(カタカナが一般的。またツモアガリは「ツモ」、ロンアガリのときは「ロン」と書く)。またツモ切りのときは分かりやすくするために下向きの矢印のみを書く。ツモ切りかそうでないかが戦術に大きな影響を与えるからである。 4行目は打牌である。カンまたはツモアガリをしたときは空白となる。ただしツモ牌でない牌を暗カンまたは加カンした場合はカンした牌を打牌の欄に書き、その下に「カン」と表記する。また、ポンもしくは大明カンによってツモ順が飛ばされたときはその巡目のツモと打牌を空白にする。リーチを掛けたときは牌の下に「リーチ」と表記する。その打牌で放銃したときは牌の下に「ウチ」と表記する。 5行目は最終形である。ポン・チー・カンおよびアガリのときは牌の上または下にその旨を表記する。また、ポン・チー・カンした面子は一番右側に寄せて書く。 プロの公式戦では、上記のようなフォーマットの用紙に、係の者が記録する。その場合、速記が必要となるため、簡略化されている。詳細は採譜記号を参照のこと。
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