焼鮒(やきフナ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:29 UTC 版)
新潟市西区山田、山王神社(現在の山田神社)。 体に黒い焦げ目模様のついているフナ。1211年(建暦元年)11月、親鸞が赦免され当地を去る際に催された酒宴の肴に、焼いたフナが用意されたが、親鸞が傍らの榎に纏っていた袈裟を掛け「わが真宗の御法、仏意にかない、念仏往生間違いなくんば、この鮒必ず生き返るべし」と唱えてから池に放したところ、生き返り泳ぎだしたと伝える。1796年(寛政8年)には親鸞が袈裟を掛けたとされる榎の枝が折れたため、その枝を挽くと切り口に親鸞の姿と鮒の形がくっきりと現れた[要出典]。 神社近くを走っていた新潟交通電車線には、この伝説にちなみ名付けられた「焼鮒駅」があった。
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