漢訳仏典の億
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 02:14 UTC 版)
漢訳仏典では「億」はいくつかの異なった値として使用される。十万(洛叉)を億とする下数の用法があり、また千万(サンスクリットのコーティ(koṭi, 倶胝(くてい)))の訳語として使われる場合もある。後者の意味で億が使われた例として、『華厳経』光明覚品で三千大千世界に百億の閻浮提ほかがあるというのは、いまでいう十億を意味する。
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