海戦の経過とは? わかりやすく解説

海戦の経過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 02:27 UTC 版)

エスペロ船団の戦い」の記事における「海戦の経過」の解説

6月28日マルタから飛び立ったサンダーランド飛行艇が、ザンテ島の西約50マイルの場所でイタリア駆逐艦発見した。この報告を受け、第7巡洋艦戦隊イタリア駆逐艦攻撃向かった18時30分33分)、最も南に位置していたリヴァプールイタリア駆逐艦発見した。この時、第7巡洋艦戦隊オライオンネプチューンシドニーリバプールグロスター2つ分かれていた。リバプール1833分(36分)に16000メートルの距離で砲撃開始したイタリア駆逐艦煙幕を張って南西逃走したリバプールからの報告受け取ってもう1つ部隊参戦し、5隻の巡洋艦イタリア駆逐艦追撃したエスペロ機関問題があり、高速発揮できなかった。このこともあり、バローニは他の2隻を逃がすようにエスペロ行動させた。エスペロオライオンへの雷撃おこなったが、命中はしなかった。1920分までにリバプールエスペロとの距離は12800メートルまで縮まり、被弾損傷したエスペロ20時頃には停止したトーヴィー日没弾薬不足のため、残り2隻の駆逐艦追跡断念したイギリス側損害リヴァプール砲弾が1発命中したのみであり、この戦闘で約5000発の砲弾消費した第7巡洋艦戦隊は、シドニー残してマルタ向かったシドニーエスペロ沈め、その生存者47名を救助したそのほか20日後には生存者6名がイタリア潜水艦発見された。なお、バローニは戦死しイタリア駆逐艦2隻は29日ベンガジ到着した

※この「海戦の経過」の解説は、「エスペロ船団の戦い」の解説の一部です。
「海戦の経過」を含む「エスペロ船団の戦い」の記事については、「エスペロ船団の戦い」の概要を参照ください。

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