水・水利権
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 05:43 UTC 版)
「イスラエル国防軍軍律」の記事における「水・水利権」の解説
命令92号(1967年8月15日) 水に関するヨルダン法の改正に関する命令。ヨルダン法で定められた水利権の全権を、地区司令官の任命したイスラエル人担当官が掌握する。担当官は、水利権の管理機関の指定や、新たな機関の設立権限を有する。 命令158号(11月19日) 水資源法の改正に関する命令。1953年の(ヨルダンによる)水資源法31条の改正。何人も、新たに許可を得なければ、水資源を利用するための機関の設立・所有・管理することはできない。申請者に対する不許可・許可取り消し・修正について、当局は理由を説明すること無く行うことができる。また、当局は、施設所有者の有罪判決が確定しなくても、許可が存在しない水資源を捜索し、没収することができる。 命令291号(1968年12月19日) 土地と水の紛争の解決に関する命令。紛争以前(1967年6月7日以前)の水利権に関する契約を無効とする。軍司令官は、地権および水利権に関する、従来の(ヨルダン占領時点までの)裁判所の全ての判決を取り消す権限を有する。
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