死後出版の全集
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『堀辰雄全集』は、友人の神西清や弟子たちの尽力で1954年(昭和29年)3月から1957年(昭和32年)5月にかけて新潮社より全7巻が刊行された。新版は1964年(昭和39年)に出された。神西没後は川端康成の尽力で角川書店より、書簡を大幅に加えた全10巻が1963年(昭和38年)10月から1966年(昭和41年)5月にかけて刊行(限定版もあり)された。次に筑摩書房より、新たな書簡資料を発掘し厳密な校訂を加え出された全11冊(本巻8巻と別巻2巻、第7巻は上下2冊で計11冊)が1977年(昭和52年)5月から1980年(昭和55年)10月にかけて刊行された。この全集は1996年(平成8年)から1997年(平成9年)にかけて再刊された。 妻の多恵も「堀多恵子」の名前で夫に関する随筆を多く書き、2010年(平成22年)4月16日に96歳で死去した。
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