堀多恵子とは? わかりやすく解説

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堀多恵子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 09:39 UTC 版)

堀多恵子
誕生 加藤多恵
(1913-07-30) 1913年7月30日
日本 静岡県
死没 (2010-04-16) 2010年4月16日(96歳没)
日本 長野県軽井沢[1]
墓地 多磨霊園
国籍 日本
最終学歴 東京女子大学
活動期間 1970 - 2010年
ジャンル 随筆
配偶者 堀辰雄
堀辰雄文学記念館名誉館長
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堀 多恵子(ほり たえこ、1913年(大正2年)7月30日 - 2010年(平成22年)4月16日[2])は、堀辰雄の妻、随筆家静岡県出身。旧名・加藤多恵。父は日本郵船の駐在員で、香港広東で育つ。東京女子大学卒。1937年弟の俊彦とともに静養のため軽井沢に行く。山下三郎山下汽船)の弟の波郎から、婚約者・矢野綾子が死んだあとの堀辰雄を紹介され、1938年室生犀星の媒酌で堀辰雄と結婚。1953年に辰雄が死去、以後信濃追分にある辰雄の家(その後堀辰雄文学記念館となる)を守り、彼の思い出などを書いて半世紀生きた。

著書

  • 『葉鶏頭 辰雄のいる随筆』麦書房、1970
  • 『片蔭の道』青娥書房、1976
  • 『返事の来ない手紙 1973.5.1~1974.4.28』文京書房、1979
  • 『来し方の記・辰雄の思い出』花曜社、1985
  • 『山麓の四季』花曜社、1986
  • 『堀辰雄の周辺』角川書店、1996
  • 『野ばらの匂う散歩みち 堀多恵子談話集』堀辰雄文学記念館編 軽井沢町教育委員会、2003
  • 『雑木林のなかで 随筆集』槐書房、2010

編著

  • 堀辰雄『妻への手紙』編 新潮社、1959、新潮文庫、1965
  • 『現代の随想 12 堀辰雄集』編 彌生書房、1981
  • 『堀辰雄初期作品集』池内輝雄共選 堀辰雄文学記念館編 軽井沢町教育委員会、2004

共著

  • 『四季の詩・軽井沢』秋谷豊ほか共著 講談社、1980
  • 『山ぼうしの咲く庭で』堀井正子共著 オフィス・エム、1998 

参考

  1. ^ 堀多恵子 歴史が眠る多磨霊園
  2. ^ 堀多恵子さん死去



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