正規順序積による発散量の除去
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/02 16:09 UTC 版)
「正規順序積」の記事における「正規順序積による発散量の除去」の解説
場の古典論における物理量を単純に正準量子化した場合、その真空期待値は無限大に発散する量を含むことがある。この場合、正規順序積を考えることで、意味のある量を取り出すことができる。例えば、上述の実スカラー場において、古典量を単純に正準量子化したハミルトニアンと運動量は となり、真空期待値の発散量を取り除くことができる。
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