機体名について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 15:58 UTC 版)
「VF-4 ライトニングIII」の記事における「機体名について」の解説
初期は単に「ライトニング」と呼ばれた時期もあった。現在でも文献により双方の表記の混在が見られる。このローマ数字のIIIは以下の現実における戦闘機命名の歴史にちなんだ事情による。 第二次世界大戦時に連合国各国空軍・陸軍航空隊で使用された双発双胴の戦闘機、ロッキード(後のロッキード・マーティン)P-38は「ライトニング」という愛称で呼ばれた。21世紀初頭から配備が始まったF-22は「ラプター」の愛称で呼ばれているが、YF-23との競争試作および実用試験当初は「ライトニング II」という愛称であった。VF-4はこれらの機体の名を受け継ぐものとして"III"のローマ数字を使用した。 なお、現実において「ライトニング」の愛称がつけられた軍用機としてはほかにイングリッシュ・エレクトリック ライトニング、F-35 ライトニング IIがあるが、後者の場合、VF-4 はこれよりずっと以前に設定されており、命名に関してはまったくの無関係である。 しかしながら、この設定は1995年以降に各種ゲーム媒体での添付資料から付加されたものであるため、それ以前の資料などでは、同機の試作実証機で形状の細部が大幅に異なるVF-X-4 サイレーンの呼称や、無印のライトニングの呼称が混在している状況である。河森はサイレーンの名が、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』に登場する「VA-1SS メタル・サイレーン」と紛らわしいために改称したともコメントしている[要出典]。
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