楽器の用途
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 04:20 UTC 版)
「コントラアルトクラリネット」の記事における「楽器の用途」の解説
この楽器は吹奏楽やクラリネットアンサンブルでベースラインを担当する楽器として使われることが多い。コントラアルト向けに書かれた譜面が少ない場合には、バリトンサックスの譜面を吹けば同じ音程を出せるし、バスーンやチューバといったハ調(in C)の低音部記号で書かれた譜面を高音部記号として読むこともできる(その際、CからE♭に移調し、臨時記号も必要に応じて読み替える)。また、時折ジャズでも使われることがあり、この楽器のために作られたソロ作品も存在している。コントラアルトクラリネットは、ブロードウェイで伴奏をする楽団で使われることも多く、ソプラノクラリネットやバスクラリネットの持ち替え楽器としてスコアに記載されている。コントラアルトクラリネットは、マーチングバンドでもスーザフォンやバリトンサックスのパートを分担するために使われることがあるが、その大きさと重さのため、パレードでは行進させないバンドが多い。
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