業績・著書
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終生著述に打ち込んでおり、下記を含め40種、300数十巻の史書を編述した。これを太政官および宮内教部に献納および諸侯に贈呈し、また刊行している。これらは現在、関西大学図書館五弓雪窓文庫に所蔵されている。 『事実文編』 - 日本近世伝記資料を調査し集成した、全117巻の大著。 『三備史略』 - 1894年(明治27年)に発表された、古今の史書から吉備国に関連する記事を集大成した歴史書。伝記集で、諸家の文集・雑著の中から、文亀年間より明治年間に及ぶ各層の人物約1900人の伝記に関する部分を抜粋したもので、1841年(天保12年)、19歳で江戸遊学の年に着手してから40余年、1881年(明治14年)に大成した。 『蕉陰茗話』 - 随筆集。 『文恭公実録』 - 十一代将軍徳川家斉の伝記資料を集成。 『白川楽翁公行実』 - 松平定信の行実を集成。
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