棒になった男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 14:25 UTC 版)
『棒になった男』(ぼうになったおとこ)は、安部公房の戯曲。「鞄」「時の崖」「棒になった男」の3つで構成されるオムニバス形式の演目である。各景はそれぞれ人間の「誕生」「過程」「死」を象徴し、第一景では人間が「鞄」、第二景では「ボクサー」、第三景では「棒」である[1]。
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- ^ a b c 安部公房「後記」(『棒になった男』)(新潮社、1969年)
- ^ a b 「作品ノート22」(『安部公房全集 22 1968.02‐1970.02』)(新潮社、1999年)
- ^ a b 安部公房「談話記事 お化けをそのまま観客に」(サンケイ新聞、1969年10月4日に掲載)
- ^ a b 中野孝次「解説」(文庫版『友達・棒になった男』)(新潮文庫、1987年)
- ^ a b c d e ゴーシュ・ダスティダー・デバシリタ(Ghosh Dastidar Debashrita)「『棒の森』の超時代性をめぐって―安部公房『棒になった男』論―」(『安部公房文学における実存の越境性をめぐって―作品における普遍的魅力の再評価―』第八章)(筑波大学博士学位論文、2006年)
- ^ a b 安部公房「覚え書――『時の崖』」(限定版『時の崖』投げ込み)(プレス・ビブリオマーヌ、1971年)
- ^ a b c 安部公房「映画『時の崖』について」(試写会用チラシ 1971年7月2日)
- ^ ちくまの教科書 > 国語通信 > 連載 > 授業実践例 > 第二章 小説
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