赤い繭とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 赤い繭の意味・解説 

あかいまゆ【赤い繭】

読み方:あかいまゆ

安部公房短編小説昭和25年1950)、雑誌「人間」発表昭和26年1951)、第2回戦後文学賞受賞


赤い繭

作者安部公房

収載図書昭和文学全集 15
出版社小学館
刊行年月1987.2

収載図書新・ちくま文学 2 奇想天外
出版社筑摩書房
刊行年月1994.10

収載図書小説 1
出版社文英堂
刊行年月1995.3
シリーズ名近代名作

収載図書高校生におくる近代名作館 3 小説1を読んでませんか 新装版
出版社文英堂
刊行年月1998.9

収載図書方法実験 新装版
出版社學藝書林
刊行年月2002.11
シリーズ名全集 現代文学発見


赤い繭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 21:01 UTC 版)

壁 (小説)」の記事における「赤い繭」の解説

安部はこの作品執筆当時、ようやく手に入れた6畳ほどの物置小屋自分で床を張り改造した住居住んでいて、布団の上粉雪が降る境遇だったという。安部その頃振り返り、以下のように語っている。 当時ぼくは極貧中にいた。そのくせ、ほとんど貧しさ自覚しなかった。貧乏はまるで自分皮膚のように、自然にぼくの輪郭になっていた。ぼくはたぶん、その貧しさ紡ぐようにして作品書いたのだ。とりわけ、この『赤い繭』は、そのままぼくの分身のように思われる作者は、そのたびに、作品の中で自殺しなければならないものらしい。 — 安部公房覚え書――『赤い繭』」

※この「赤い繭」の解説は、「壁 (小説)」の解説の一部です。
「赤い繭」を含む「壁 (小説)」の記事については、「壁 (小説)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「赤い繭」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「赤い繭」の関連用語

赤い繭のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



赤い繭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの壁 (小説) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS