梅暦

デジタル大辞泉

うめ‐ごよみ【梅暦】

読み方：うめごよみ

《梅の花の咲くのを見て春を知るところから》梅の花。

「頃しも春の—、れんじに開く鉢植の、花の香かほる風寒み」〈人・梅児誉美・初〉

「春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)」の略称。

ばい‐れき【梅暦】

読み方：ばいれき

梅の花の咲くのを見て春を知ること。また、その梅の花。うめごよみ。

「山中の—、うかうかと精進の正月をやめて」〈浮・五人女・五〉

季語・季題辞典

梅暦

読み方：ウメゴヨミ（ｕｍｅｇｏｙｏｍｉ）

暦がわりにする梅の花

季節 春

分類 植物

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

梅暦

読み方：ウメゴヨミ（ｕｍｅｇｏｙｏｍｉ）

初演 嘉永4.3(大坂・若太夫芝居)

梅暦

読み方：ウメゴヨミ（ｕｍｅｇｏｙｏｍｉ）

初演 明治3.3(東京・中村座)

古典文学作品名辞典

梅暦

読み方：ウメゴヨミ（ｕｍｅｇｏｙｏｍｉ）

分野 人情本

年代 江戸後期

作者 狂訓亭主人(為永春水)