まくらざき‐たいふう【枕崎台風】
枕崎台風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 04:45 UTC 版)
枕崎台風(まくらざきたいふう、昭和20年台風第16号、国際名:アイダ/Ida)は、1945年(昭和20年)9月17日14時頃に、鹿児島県川辺郡枕崎町(現:枕崎市)付近に上陸して、太平洋戦争終結直後の日本を縦断した台風である[1]。
- ^ 『枕崎台風』 - コトバンク
- ^ a b “枕崎台風 昭和20年(1945年) 9月17日~9月18日”. www.data.jma.go.jp. 2020年4月17日閲覧。
- ^ 枕崎の観測史上1~10位の値 - 気象庁
- ^ 中心気圧が低い台風 - 気象庁
- ^ 気象観測統計指針 第1部(第3章 品質と均質性) - 気象庁 「3. 4 観測方法や統計方法に変更がある場合の取扱い」の「気圧計の基準器の不具合に伴う補正」を参照。
- ^ 東洋経済新報社『日本気象総覧(上巻)』978-979頁によれば、枕崎測候所の標高は1942年(昭和17年)の時点で31.8m、1953年(昭和28年)の再測量で29.9mである。
- ^ 当時のリポーズ号の新聞 - 病院船リポーズのページ(英語)(共にリンク切れ、インターネットアーカイブより)
- ^ 講談社『ギネスブック 世界記録事典 1980』90頁の他、1981年度版、1982年度版等にも記載があるが、865hPaではなく856hPaとなっている。
- ^ 京大原爆総合調査団の真下教授ら殉職(昭和20年9月23日 朝日新聞)『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p226 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ “生協本部が移転 花谷会館老朽化に伴い”. 京都大学新聞. (2016年1月16日) 2020年10月30日閲覧。
- ^ a b c 江浜明徳『九州の戦争遺跡』海鳥社、2012年8月、50-51頁。ISBN 978-4-87415-857-9。
- ^ 最相葉月『証し : 日本のキリスト者』KADOKAWA、2022年12月、252-253頁。ISBN 978-4-04-601900-4。
- 1 枕崎台風とは
- 2 枕崎台風の概要
- 3 福岡県若松沖の遭難船
枕崎台風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 11:27 UTC 版)
詳細は「枕崎台風」を参照 1945年9月17日に鹿児島県枕崎付近に上陸し、枕崎で最低海面気圧916.3ヘクトパスカルを記録した。当時の気象観測記録によると、宮崎県細島で最大瞬間風速75.5m/sを記録するなど、雨の多さより風の強さが顕著な「風台風」タイプに見える。しかし、第二次世界大戦の終戦後僅か1か月で襲来した台風であったこともあり、戦争時の伐採で大雨に弱くなった山々では土砂災害が多発し、特に、原爆被災直後の広島県での被害が最大となった。
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